111(いちいちいち)

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古事記(ふることふみ) 30

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琵琶湖

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●原文(本居宣長『古事記伝』より)
制于近淡海

●書き下し文 1
ちかつ淡海(あふみおうみ)に制(をさおさ)め

●書き下し文 2(本居宣長『古事記伝』より)
ちかつ淡海(あはうみあわうみ)にせいしたまひ。

●訳
琵琶湖に近いところでまつりごとを行い、

●言葉の意味
ちかつ淡海(あはうみあわうみ)・・・
琵琶湖。
とおつ淡海(あはうみあわうみ)・・・
浜名湖。

●解説
・「定境開邦、制于近淡海」―「正姓撰氏、勒于遠飛鳥」で、対句ついく
天智てんじ天皇・・・
第38代天皇。
天命開別尊あめ みこと ひらかす わけ の みこと
中大兄皇子なか の おおえ の みこ

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●解説 2(本居宣長『古事記伝』より)(上の原文と無関係な箇所は省略)
・定境開邦。制于近淡-海。
境を定め邦を開て。近つ淡海に制したまひ。
志賀ノ宮ノ御代の事にて、近ツ淡海は其ノ都の國ノ名なり。
制スとは、たゞ其ノ宮に坐まして天ノ下の政所聞看(キコシメシ)しをいふ。
(意訳:
志賀の宮しがのみや天智てんじ天皇)の御世みよのことで、近つ淡海(あはうみあわうみ)はの都の国名である。
「制す」とは、まつりごとを行うことをいう。)

 
《参考文献等》
・次田真幸(1977)『古事記』講談社学術文庫
・『中杉 弘のブログ』
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/
(アクセス日:2016/12/22)
・古事記をそのまま読む
http://himiko-y.com/scrp1/kojiki--1.html
(アクセス日:2016/12/22)
・南さんちの「つれづれなる記」
(本居宣長大人著『古事記伝』を読んでみよう:第129回)
http://ameblo.jp/norinaga-suzunoya/
(アクセス日:2016/12/22)

 
《今日の言葉》
「書物を一文字、一文字読み進めた分だけ、より豊かに、より強くなる」
チェーホフ
(1860~1904)

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