111(いちいちいち)

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補助動詞の「はべり」(古典文法)

{ポイント}
補助動詞の「はべり」は丁寧語。

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はべり(侍り)

・品詞の種類・・・
動詞(補助動詞)

・敬語の種類・・・
丁寧語

・活用の種類・・・
ラ行変格活用

・口語訳・・・
「~ます」「~おります」

・直前の動詞の語形・・・
動詞の連用形に付く

・直前の動詞の語形が連用形である理由・・・
「補助動詞」は「動詞」で、
「動詞」は「用言(動詞,形容詞,形容動詞)」だから、
「補助動詞」は「用言」。
「用言」の直前に付く動詞の語形は「連用形」。
ゆえに、「補助動詞」の直前の動詞の語形は「連用形」。
つまり、必ず「動詞の連用形」+「補助動詞」の構成になる。

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●補助動詞「はべり」を使ひたる例文 1…
「開き侍り」
[訳き] 開きます。
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●ホジョドウシ 「はべり」を つかひたる レイブン 1…
「あき はべり」
[とき] ひらき ます。
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●補助動詞「はべり」を使ひたる例文 2…
「今まで留まり侍るがいと憂きを」([出典] 源氏物語 桐壺)
[直訳き] 今まで生き残つて居りますのがとても憂ひので、
[訳き] 斯うして生き長らへて居りますのがとても憂ひゆゑ、
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●ホジョドウシ 「はべり」を つかひたる レイブン 1…
「いままで とまり はべるが いと うきを」([シュッテン] ゲンジものがたり きりつぼ)
[じかとき] いままで いきのこつて をりますのが とても つらひので、
[とき] かうして いきながらへて をりますのが とても つらひゆゑ、
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≪参考文献≫
・中原敬一 (1984)『1日1題・30日完成 古典文法』日栄社
・大野晋 (1987)『文法と語彙』岩波書店
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店

 
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