111(いちいちいち)

長女・次女・長男・夫・妻・猫。 日常・神話・物語。

足利尊氏の和歌と言葉

[キーフレーズ]
文武両道

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夏祓
なつはらへ

麻の葉に 波のしらゆふ かけそへて
この夕べより かよふ秋風

あさのはに なみのしらゆふ かけそへて
このゆうべより かよふあきかぜ

(出典:延文百首)

 
●訳
麻の葉に波の白木綿(しらゆふ)を添えて川に流した。この祓(はらへ)の神事(かみごと)が神様に届くだろうか。まだ六月末であるのに、夕方に秋風が吹いているのは、その験(しるし)であろうか。

●解釈
・夏祓(なつはらへ)・・・
水無月祓(みなづきのはらへ)、六月祓(みなづきばらへ)、夏越祓(なごしのはらへ)、夏越の大祓式(なごしのおほはらへしき)とも呼ばれる。
一年の折り返しに当たる日に行われるる大祓。
白木綿をかけた麻の葉を川に流して身を浄めた。
現在でも、6月30日に日本各地の神社で行われる。
半年間の穢れを祓い、残りの半年間の健康と厄除けを祈願する。
由来は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)まで遡(さかのぼ)る。
夏越祓(なごしのはらへ)と年末の年越祓(としこしのはらへ)がある。
祓は浄めの神事(かみごと)として宮中や神社で日常的に行われている。
・「かよふ」・・・
「風が吹き通う」と「祈りが神に通じる」を掛けている。

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「文武両道は車輪のごとし」

(『等持院殿御遺言』の一節)

 
足利尊氏は二条為定より和歌を学び、三代集を伝授された。また、新千載集の企画立案をした。能楽、生け花、茶の湯など、現代日本の文化と伝統は、尊氏の文化面での活躍から始まっている。

 
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《今日の言葉》
「世論と共に考えるような人は、自分で目隠しをしているのと同じである」
ニーチェ

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