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文花【あやはな】(文学)

源氏物語 若菜 (わかな) 20

{ キーフレーズ }
引っ越しの準備

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●原文
御いそぎをせさせたまふに添へて
【をん いそぎ を せ させ たまふ に そへ て】

●原文(漢字を付加)
御いそぎをせさせ給ふに添へて

●品詞分解
「いそぎ」:「準備」の意
「せ」:サ行変格活用.動詞「す」の未然形.
サ行変格活用:「せ/し/す/する/すれ/せよ」
「させ」:尊敬の助動詞「さす」の連用形.直前語は未然形.
「たまふ」:尊敬の補助動詞「たまふ」の連体形
「そへ」:ハ行下二段活用.自動詞「そふ」の連用形.「伴う」の意.
ハ行下二段活用:「へ/へ/ふ/ふる/ふれ/へよ」

●直訳
御準備 を あそばせ なさる と とも に、

●訳 1
御準備なさるとともに、

●訳 2
御準備あそばすとともに、

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≪参考文献≫
・山岸徳平(校注)(2010)『源氏物語』岩波書店
・吉野信子 (2015)『カタカムナ 言霊の超法則』徳間書店
・やまとことばのみちのく

(アクセス日:2017/8/24)

 
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孫子韓非子君主論戰爭論ショーペンハウアーセネカ兵法

孫子(そんし)21

{ キーワード }
詐道(さどう)

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~現代言葉~

●原文
遠而示之近
【●ゲンブン
エン ジ ジ シ キン】

●書き下し文
遠くとも之に近きを示し
【●かきくだしブン
とほく とも これ に ちかき を しめし】

●訳
遠くに居ても、近くに居るように見せかけ、
【●やく
とおく に いて も ちかく に いる よう に みせかけ】

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~大和言(やまとこと)~

●原文
遠而示之近
【●もとあや
エン ジ ジ シ キン】

●書き下し
遠くとも之に近きお示し
【●かきくたし
とほく とも これ に ちかき お しめし】

●訳き
遠く居るとも
近く居るか如くに見せ
【●とき
とほく ゐる とも
ちかく ゐる か ことく に み せ】
( 見:マ行上一段活用の動詞「見る」の未然形.
マ行上一段活用{み/み/みる/みる/みれ/みよ}.「み」は「む」の「一つ上」にあるから「上一段」.)
せ:使役の助動詞「す」の連用形.直前語は未然形. )

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●古言「ちく」(動詞)に当てる漢字
近く,交く
【●古言(ふること)「ちく」(動詞(どうし) )に当(あ)てる漢字(かんじ)・・・)
近(ち)く,交(ち)く】

●古言「ちく」(動詞)の意
① 合う(自動詞)。
② 合わす(他動詞)。
【●古言(ふること)「ちく」(動詞(どうし) )の意(こころ)・・・
① 合(あ)う(自動詞(じどうし) )。
② 合(あ)わす(他動詞(たどうし) )。】

●今言「合う」(自動詞)の意
二つ以上のものが近寄って一つに集まる。
二つ以上のものが近寄り混じって一つになる。
〈 自動詞とは、その詞に含まれる意の動きを、自らの力で行う時に使う動詞。 〉
【●今言(いまこと)「合(あ)う」(自動詞(じどうし) )の意(こころ)
二(ふた)つ以上(いじょう)のものが近寄(ちかよ)って一(ひと)つに集(あつ)まる。
二(ふた)つ以上(いじょう)のものが近寄(ちかよ)り混(ま)じって一(ひと)つになる。
〈 自動詞(じどうし)とは、その詞(ことば)に含(ふく)まれる意(こころ)の動(うご)きを、自(みずか)らの力(ちから)で行(おこな)う時(とき)に使(つか)う動詞(どうし)。 〉】

●今言「合わす」(他動詞)の意
二つ以上のものを近付けて一つに集める。
二つ以上のものを近付けて、混ぜて一つにする。
〈 他動詞とは、その詞に含まれる意の動きを、他の誰かの力によって行われる時に使う動詞 〉
【●今言(いまこと)「合(あ)わす」(他動詞(たどうし) )の意(こころ)
二(ふた)つ以上(いじょう)のものを近付(ちかづ)けて一(ひと)つに集(あつ)める。
二(ふた)つ以上(いじょう)のものを近付(ちかづ)けて、混(ま)ぜて一(ひと)つにする。
〈 他動詞(たどうし)とは、その詞(ことば)に含(ふく)まれる意(こころ)の動(うご)きを、他(ほか)の誰(だれ)かの力(ちから)によって行(おこな)われる時(とき)に使(つか)う動詞 〉】

●古言「ちかし」の源
「ちか(近)」+「し(形容詞の語尾)」
「ち(近)く」(動詞)が名詞に化わり、「ちか」となった。
〈 形容詞とは、物事に触れて心が動くその思いを、その思いに近い意が含まれる動詞に「し」をつけたもの。
(まず、動詞があり、その後に形容詞、名詞などができた。) 〉
【●古言(ふること)「ちかし」の源(みなもと)・・・
「ちか(近)」+「し(形容詞(けいようし)の語尾(ごび) )」
「ち(近)く」(動詞(どうし) )が名詞(めいし)に化(か)わり、「ちか」となった。
〈 形容詞(けいようし)とは物事(ものこと)に触(ふ)れて心(こころ)が動(うご)くその思(おも)いを、その思(おも)いに近(ちか)い意(こころ)が含(ふく)まれる動詞(どうし)に「し」をつけたもの。
(まず、動詞(どうし)があり、その後(あと)に形容詞(けいようし)、名詞(めいし)などができた。) 〉】

●「ち」の音霊
合い縮まる。
二つ以上のものが近寄り、混じって一つになり、縮まる。
【●「ち」の音霊(おとたま)・・・
合(あ)い縮(ちぢ)まる。
二(ふた)つ以上(いじょう)のものが近寄(ちかよ)り、混(ま)じって一(ひと)つになり、縮(ちぢ)まる。】

●「ち」の数霊(かずたま)
27

 
≪参考文献≫
・金谷治 (2000)『新訂 孫子』岩波文庫
・吉野信子 (2015)『カタカムナ 言霊の超法則』徳間書店
・前田富祺 (監修) (2005)『日本語源大辞典』小学館
・やまとことばのみちのく

(アクセス日:2017/8/24)

 
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佛の敎へ【ほとけのをしへ】(佛敎)

観音経 (かんのんきょう) 16

~現代言葉~

●原文
而得解脱
【●ゲンブン
ニ トク ゲ ダツ】

●書き下し文
解脱することを得ん。
【●かきくだしぶん
ゲダツする こと を え ん】

●訳
逃れることができる。

 
●原文
若三千大千国土
【●ゲンブン
ニャク サン ゼン ダイ セン コク ド】

●書き下し文
若し三千大千国土に、
【●かきくだしブン
もし サンゼンダイセンコクド に】

●訳
もし三千大千国土の中に

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~大和言(やまとこと)~

●原文
而得解脫
【●もとあや
ニ トク ゲ ダツ】

●書き下し
解脫かるるお得む
【●かきくたし
とか るる お え む】

( 「解脱(と)か」:「放つ,離す」の意.動詞「解脱く」の未然形.  
「るる」:受身の助動詞「る」の連体形.直前語は未然形.
「む」:推量の助動詞「む」の終止形.直前語は未然形. )

 
●原文
若三千大千國土
【●もとあや
ニャク サン ゼン ダイ セン コク ド】

●書き下し
若し三千大千國土に
【●かきくたし
もし サンゼンダイセンコクド に】

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≪参考文献≫
・坂本幸男 (翻訳), 岩本裕 (翻訳) (1976)『法華経』岩波書店
・鎌田茂雄 (1991)『観音経講話』講談社
・『もりの学校』

(アクセス日:2017/8/24)

 
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言の葉【ことのは】

「自立語」 (国語文法)

{鍵となる文句ひ}
意の分かるる單つ語
【{かぎ と なる あや さかひ}
こころ の わか るる ひつこと】

{ キーフレーズ }
意味が分かる単語
【{キーフレーズ}
イミ が わかる タンゴ】

 
●「自立語」の大和言‥‥
意立ち語
【●「ジリツゴ」の やまとこと‥‥
こころ たち こと】

●「自立語」の大和言葉‥‥
意立ち語
【●「ジリツゴ」の やまとことば‥‥
こころ たち こと】

 
●「意立ち語」とは(何の類分け?)‥‥
・國文法に於ける單つ語の類分けの一つ
【●「こころ たち こと」とは(なに の たぐひ わけ?)‥‥
くにあやのり に おける ひつこと の たぐひ わけ の ひつ】

●「自立語」とは(何の分類?)‥‥
・国文法での単語の分類の一つ。
【●「ジリツゴ」とは(なん の ブンルイ?)‥‥
・コクブンポウ での タンゴ の ブンルイ の ひとつ。】

 
●「意立ち語」とは(如何なる單つ語?)‥‥
・其の一個の單つ語のみを以て言葉として「意の分かるる」單つ語
・(言ひ換ふれば)其の一つの單つ語のみを以て意を成す單つ語
(「分かるる」の「るる」:能ふ可きの動き助け詞「る」の體連なりの形)
【●「こころ たち こと」とは(いかなる ひつこと?)‥‥
・その ひつ の ひつこと のみ を もち て ことば と し て「こころ の わか るる」ひつこと
・(いひ かふれ ば)その ひつ の ひつこと のみ を もち て こころ を なす ひつこと
(「わか るる」の「るる」:あたふ べき の うごき たすけ こと「る」の な つらなり の かた」)】

●自立語とは(どんな単語?)‥‥
・その一単語だけで言葉として「意味が分かる」単語。
・(換言すると…)それ一単語だけで何らかの意味を成す単語。
(「分かるる」の「るる」:可能の助動詞「る」の連体形)
【●ジリツゴとは(どんな タンゴ?)‥‥
・その イチ タンゴ だけ で ことば と して「イミ が わかる」タンゴ。
・(カンゲンする と…)それ イチ タンゴ だけ で なんらか の イミ を なす タンゴ。
(「わか るる」の「るる」:カノウ の ジョドウシ「る」の レンタイケイ)】

 
●自立語とは(どんな単語?)2‥‥
◎ 助詞・助動詞(= 付属語(非自立語))以外の単語。

 
●「意分かる」とは‥‥
・意通ふ
・考ひ想ひを持つことを得
・頭の中にて考ひや想ひを抱くことを得
(考ひ想ひとは頭の中に抱ける考ひや想ひを云う)
【●「こころ わか る」とは‥‥
・こころ かよふ
・おもひ おもひ を もつ こと を う
・かしら の うち にて おもひ や おもひ を いだく こと を う
(おもひおもひ とは かしら の うち に いだけ る おもひ や おもひ を いふ)】

●「意味が分かる」とは‥‥
・意味が通じる。
・ある観念を持つことができる。
・頭の中で考えやイメージを抱くことができる。
(観念 = 頭の中に抱いている考えやイメージ)
【●「イミ が わかる」とは‥‥
・イミ が ツウじる。
・ある カンネン を もつ こと が できる。
・あたま の なか で かんがえ や イメージ を いだく こと が できる。
(カンネン = あたま の なか に いだいて いる かんがえ や イメージ)】

 
●意立ち語の目立ちたる徵‥‥
・其の一つの單つ語のみを以て文節を作ることを得
・一つの文節の中に一つの意立ち語が必ず含まる
【●こころ たち こと の めだち たる しるし‥‥
・ひの ひつ の ひつこと のみ を もち て あやふし を つくる こと を う
・ひつ の あやふし の うち に ひつ の こころ たち こと が かならず ふくま る】

●自立語の特徴‥‥
・その一単語だけで文節を作ることが出来る。
・一つの文節の中に、一つの自立語が必ず含まれる。
【●ジリツゴ の トクチョウ‥‥
・その イチ タンゴ だけ で ブンセツ を つくる こと が できる。
・ひとつ の ブンセツ の なか に、ひとつ の ジリツゴ が かならず ふくま れる。】

 
●意立ち語の種(九種)‥‥
・活き用ゐ有る意立ち語:
動き詞,形容詞,形容動き詞
(三つ纏めて意立ち活き用ゐ言と呼ぶ)
・活き用ゐ無き意立ち語:
名詞,名代はり詞,副へ詞,體連なり詞,接ぎ詞,感詞
(名詞,名代はり詞の2つ纏めて體言と呼ぶ)
【●こころ たち こと の くさ(こ くさ)‥‥
・いき もちゐ ある こころ たち こと:
うごき こと,かた さま こと,かた さま うごき こと
(みつ まとめ て こころ たち いき もちゐ こと と よぶ)
・いき もちゐ なき こころ たち こと:
な こと,な かはり こと,そへ こと,な つらなり こと,つぎ こと,こころ こと
(な こと,な かはり こと の ふつ まとめ て な こと と よぶ)】

●自立語の種類(9種類)‥‥
・活用のある自立語:
動詞,形容詞,形容動詞
(3つまとめて用言と呼ぶ)
・活用のない自立語:
名詞,代名詞,副詞,連体詞,接続詞,感動詞
(名詞,代名詞の2つまとめて体言と呼ぶ)
【●ジリツゴ の シュルイ(キュウ シュルイ)‥‥
・カツヨウ の ある ジリツゴ:
ドウシ,ケイヨウシ,ケイヨウドウシ
(みっつ まとめて ヨウゲン と よぶ)
・カツヨウ の ない ジリツゴ:
メイシ,ダイメイシ,フクシ,レンタイシ,セツゾクシ,カンドウシ
(メイシ,ダイメイシ の ふたつ まとめ て タイゲン と よぶ)】

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●例文 1…

「私は動いている。」

まず、文節に区切る。
「私は/動いて/いる。」

次に、単語に区切る。
「私/は/動い/て/いる。」

この中で、意味の分かる単語は、
「私」「動い」「いる」
これらが自立語である。

 
●例文 2…

「客が多い店です。」

単語で区切ると、
「客/が/多い/店/です。」

この中でその一単語だけで意味が分かる(頭の中でイメージを抱くことができる)単語は、
「客」「多い」「店」
よって、これらは自立語。

その一単語だけでは意味が分からない(頭の中でイメージを抱くことができない)単語は、
「が」「です」
よって、これらは付属語。

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●漢字の意味…

・「自」(部首)…
自(みずから)
・「自」(読み)…

みずか(ら)
おのずか(ら)
・「自」(意味)…
自(みずか)ら。自分から。
自(おのずか)ら。ひとりでに。自然に。

・「立」(部首)…
立(たつ)
・「立」(読み)…
リツ
た(つ)
・「立」(意味)…
立つ。真っ直ぐに立つ。安定して立つ。

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●「自立語」という名前の由来…
自立語は、他の単語の助けを借りて、一つの文節を作る場合もあるが、
他の単語の助けを借りずに、その一単語(自立語)だけで一つの文節を作ることも出来る。
つまり、文節の中に「自分一人で立つことが出来る」という意味から、「自立語」と呼ばれる。

 
≪参考文献等≫
・原沢 伊都夫 (2012)『日本人のための日本語文法入門』講談社
・国語の先生が教える国語文法
国語文法.com/
(アクセス日:2017/8/23)

 
≪関連記事≫
言葉とは (国語文法)
単語とは(国語文法)
文節とは(国語文法)
文とは(国語文法)
段落とは(国語文法)

 
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言の葉【ことのは】

言葉とは (国語文法)

{ キーフレーズ }
表現方法の一つ

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●言葉とは 1・・・
・表現方法の一つ。
・その社会で意味を持っている音声。
・その社会で、意味を持っていると認められている、音声のまとまり。

●言葉とは 2・・・
・対象となる物それ自体の代わりとなる表現。
・対象となる物それ自体の代わりとなる、それに見合った表現。
・「すいか」という「言葉」は、「すいか」それ自体ではないが、
「すいか」という物を表していると社会の共通ルールとして認識されている。

●「言葉」に関する考察 1・・・
・言葉は人間を人間たらしめているものである。
・言葉は人間を人間として成立させているものである。
・言葉は人間に人間としての資格を与えるものである。

●「言葉」に関する考察 2・・・
・言葉の使用によって、人間は人間らしい共同体を持つことができるようになった。
・人間らしい共同体は、言葉の使用によって成り立っている。

●「言葉」に関する考察 3・・・
言葉の使用(主に書物)によって人間は時間と空間を超えることができる。
(参考図書:渡部昇一 『知的生活の方法』)

●「言葉」に関する考察 4・・・
言葉は自分の思いを伝えるための道具である。
他の道具と比べて、言葉は思いをより詳しく伝えることができる。

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●「言葉」と「言語」・・・
「言葉」と言うと、「言」の「葉」と書くため、単語の意味を指している感じを持つ。
「言葉」と言うと、柔らかい印象を受ける。
「言語」と言うと、単語の意味、文の規則など、単語に関わる全てを指している感じを持つ。
「言語」と言うと、堅苦しい印象を受ける。

●「言葉」と「語」・・・
日本の言葉 = 日本語
イギリスの言葉 = 英語

{ まとめ }
・言葉とは、表現方法の一つである。
・言葉は人間を人間として成立させているものである。

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≪参考文献等≫
・渡部昇一 (1976)『知的生活の方法』講談社
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店
・「ことば」とはなにか?

(アクセス日:2017/8/23)

 
≪関連記事≫
単語とは(国語文法)
文節とは(国語文法)
文とは(国語文法)
段落とは(国語文法)
文章とは(国語文法)

 
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言の葉【ことのは】

現在進行形 (英語文法)

●現在進行形・・・
「現在」「今この瞬間」
の動作を表す形。

●例文・・・
I am moving.
私は動いている。
(いる:ア行上一段活用.現在進行(存続)の補助動詞「いる」の終止形.)

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~大和言(やまとこと)~

今進形・・・
「今」「今この瞬く間」
の動きお表す形
【いま すすむ かた・・・
「いま」「いま この またたく ま」
の うこき お あらはす かた】

例への文・・・
I am moving.
吾動きたり
【たとへ の あや
I am moving.
あ うこき たり】
(たり:現在進行(存続)の助動詞「たり」の終止形)

 
≪参考文献等≫
・Evine (2007)『Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル』アルク
・『ネイティブの英語感覚を身に付ける』

(アクセス日:2017/8/21)

 
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言の葉【ことのは】

「まつ」(大和言)(やまとこと)

〈現代言葉〉

「まつ」(大和言葉)
【「まつ」(やまと ことば)】

意味・・・
① 交じわらす。混じわらす。
② 合わす
③ 和す
【いみ・・・
① まじわらす。まじわらす。
② あわす
③ やわす】

語根・・・
物と物を合わせて交わらす。
【ごこん・・・
もの と もの を あわせ て まじわら す】

漢字・・・
① 交つ 混つ
② 合つ
③ 和つ
【かんじ・・・
① まつ まつ
② まつ
③ まつ】

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〈大和言〉

「まつ」(大和言)
【「まつ」(やまと こと)】

意・・・
一 交つ 混つ
二 合つ
三 和つ
【こころ・・・
ひ まつ まつ
ふ まつ
み まつ】

語根の心・・・
物と物お合はせ混つ
【こと ね の こころ・・・
もの と もの お あはせ まつ】

漢語・・・
一 交つ 混つ
二 合つ
三 和つ
【からかた・・・
ひ まつ まつ
ふ まつ
み まつ】

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≪参考文献≫
・今村聰夫 (2015)『はじめてのホツマツタヱ 天の巻』かざひの文庫
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店
・やまとことばのみちのく

(アクセス日:2017/8/21)

 
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言の葉【ことのは】

なぜ「上二段活用」と呼ぶか (古典文法)

{ ポイント }
イ段とウ段の文字が変化

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上二段活用の動詞「起く」を例にとると、

未然形:起き(ず)
連用形:起き(たり)
終止形:起く
連体形:起くる(とき)
已然形:起くれ(ども)
命令形:起きよ

変化する文字は
「き」(イ段)と
「く」(ウ段)の二段。
「き」は、ウ段の「一つ上の段」であるイ段だから上一段。

二文字(「二段」)が変化し、そのうち一つが「上一段」なので、
「上二段」という名称になった。

(「か」「き」の「上の二段」ということではない)

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≪参考文献≫
・中原敬一 (1984)『1日1題・30日完成 古典文法』日栄社
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店

 
≪関連記事≫
・動詞の活用(種類) (古典文法)
動詞の活用(種類の見分け方) (古典文法)
動詞の活用について (古典文法)
上一段活用 (古典文法)

 
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言の葉【ことのは】

動詞の活用(種類の見分け方) (古典文法)

単語を下記のようにつなげてみる。
(終止形と命令形は省略)

未然形 + ず
連用形 + たり
終止形
連体形 + とき
已然形 + ども
命令形

 
≪参考文献≫
・中原敬一 (1984)『1日1題・30日完成 古典文法』日栄社
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店

 
≪関連記事≫
・動詞の活用(種類) (古典文法)
動詞の活用について (古典文法)
上一段活用 (古典文法)

 
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言の葉【ことのは】

動詞の活用について (古典文法)

9種類の動詞の活用のうち、
以下の4種類の活用に共通していること等をまとめました。

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1 上一段活用
い/い/いる/いる/いれ/いよ
2 下一段活用
え/え/える/える/えれ/えよ
3 上二段活用
い/い/う/うる/うれ/いよ
4 下二段活用
え/え/う/うる/うれ/えよ

●上一段活用,下一段活用の
終止形,連体形,已然形,命令形の最後の文字・・・
る、る、れ、よ

●上一段活用,下一段活用,上二段活用,下二段活用の
連体形,已然形,命令形の最後の文字・・・
る、れ、よ

●上一段活用の最初の文字・・・

●下一段活用の最初の文字・・・

●上二段活用の最初の文字・・・
い、い、う、う、う、い

●下二段活用の最初の文字・・・
え、え、う、う、う、え

●上二段活用,下二段活用の
終止形,連体形,已然形の最初の文字・・・
う、う、う

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●4種類の活用の覚え方
るるれよ
るれよ
いいうううい

 
≪参考文献≫
・中原敬一 (1984)『1日1題・30日完成 古典文法』日栄社
・大野晋 (1988)『日本語の文法〈古典編〉』角川書店

 
≪関連記事≫
・動詞の活用(種類) (古典文法)
上一段活用 (古典文法)

 
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